第34話 想对朋友进行招待
2023-02-16 19:11:50
来源：哔哩哔哩
第34話 友達を招待したいんです
第34話 想对朋友进行招待
我的名字是紫条院时宗。
(资料图)
是个靠自己积累起巨万的财富、在与名家的大小姐相恋的最后成功迎娶为妻、过着这般如图电影似的人生的成功者。
现在我正在和妻子与女儿在自家的客厅里惬意休息着、心情可谓极其愉悦。
「年级58位……你有好好努力啦春華！ 和之前的期中考试的成绩相比起来简直是进步了不是一个档次啊！」
看着女儿春华带回来的成绩表后、我不由自主地绽放了笑颜。
记载在那里的数字如实表达了女儿究竟付出了多大的努力。
「是、我努力了！ 那个就是……这样轻小说的禁令就……」
「啊、当然取消了。但是今后要注意别沉迷到影响学习的地步了哟」
「好、我会注意的！」
好像真的是喜欢那种带着插图的小说似的、春华看上去一脸开心的回答到。
（但是……啊~、真是太好了啊！！！！！ 没有发展成对春华降下惩罚而让她哭泣的这种展开真的是太好了啊！）
表面上装出一幅威严父亲的样子、但是实际上我从内心里松了口气。
虽然作为家长我放言道『下次的考试如果没能拿出成果的话轻小说就禁止了！』、但是在说出惩罚的话语后如果看到了仿佛天使般的春华的那种哭泣表情的话、我会心如刀割般的痛苦欲死。
但是春华却好好学习、将因为我所降下的惩罚而造成以泪洗面这样对谁来说都是最糟糕的结局给回避掉了。
不愧是我的Sweet Angle。
「话说回来总感觉成绩上涨的会不会太多了？ 不久之前时常会出现的回家晚了的情况是因为留在学校学习了吗？」
妻子秋子一幅不可思议的样子说道。
确实考试的结果会好到这般地步也超出了我的预想。
「嗯、是这样的！ 实际上是有个成绩很好的朋友在放学后一直守在我身边照顾我学习……教导方法也是能激发我的干劲般十分厉害、我对他真的充满了感谢之情！」
「嘛、一直守着身旁？ 真是交了个好朋友呐」
「嗯、那个朋友真的十分厉害！ 明明一直在教我学习、但是自己的学习也一直在努力着最后拿下了期末考试的年级第一！」
「喔……确实那还真是厉害呐」
一边为了友人而努力到这种地步、一边自己也紧密地学习让自己位于学年第一的位置。这已经不是能干的水平了而是相当有骨气的孩子。
「但是春华……你的成绩是全学科大幅提升、到底是那个学科受你那个朋友教导了呢？」
「那个就是……虽然最开始约定的是教导下我不擅长的学科就好了、但是不知道什么时候开始就变成了多多少少地10个科目全部都教了……」
「竟然是全、全部！？ 再怎么说也太给人家添麻烦了吧！？」
那个朋友究竟在春华身上抽出了多少的时间啊！？
「嗯、虽然我也是这么想的、并且多次表达了像这样占用时间的不好意思……但是被『这样能让我学到东西所以很快乐』这样说了后更加让我感觉受到照顾了。虽然微不足道但是出于心意我带了点心过去……」
（ps：不好翻这段话，大概意思就是紫条院自己也觉得主角为她空出太多时间了，然后多次对主角说因此而感到不好意思，然后主角就回了这也能帮自己学习所以很快乐，然后让紫条院觉得主角这样的措辞是在照顾她，然后就说想着挺不好意思的但自己也只是做了带点心过去这样微薄的事情。大概就是这样吧，直接看日语比较好理解翻成中文感觉有点出入）
这要怎么判断呢……该说是个彻头彻尾的好人呢还是因为友情深厚呢……。
「但是无论哪个学科的教导方法都相当恰当……也会告诉我对考试题目的猜测而且都连续猜中了真的让我十分惊讶。这次我的成绩上涨真的都是多亏了那个朋友。」
「嘛、真是个厉害的朋友呐……啊嘞？ 莫非和之前提到的自身一人策划文化祭、从准备到实际的运营的指示为止全部完美完成的那个同班同学是同一个人吗？」
妻子秋子好像听过这个话题、但对我来说却是头一次听闻。
文化祭的准备也好当天的开幕也好、因为春华以着『非常高兴！』的笑颜向我报告所以我当时也就满足了、在此之上的事情我并不知道……。
「是这样的！ 那个时候凭借深思熟虑的计划和准确的指示来推动班级开展行动、作为实际的领导虽然很忙……但是即使是在这样的时机但只是减少了学习会的次数但是学习会本身还是一直持续了下来」
「等、等下……那个孩子是什么情况？ 不管怎么听都觉得是在进行超过自身体力限界的活动……」
就算在怎么年轻也都过劳了吧这个。
如果发生在我们公司是会被怀疑员工出勤是否有问题而被调查的啊。
「那个……无论是多么繁忙的状态因为他说过『睡眠时间如果没有很好保障的话哪天说不定就会突然死掉了』所以这点上应该是不会疏忽的。而且、十分擅长以效率的速度完成事务、无论是什么都能完成的很好呐」
「越听越不像高中生的一个孩子呐…」
特别是睡眠时间的那一部分特别的有实感笼罩的感觉。
是亲人有因此而离世的吗？
「然后呐……因为在学习上给他添了很多麻烦所以作为谢礼、这周六我想招待那个朋友到家里来！」
「喔、这个家吗？」
「嗯、虽然有想过送点什么东西但是我觉得由我全部准备的午饭是不是更加能传递感动的心情呢……」
听到这番话、我知道自己的女儿没有被社长千金这样的环境给吞没而是在十分正确的抚养方式里长大的这点后安心了下来。
虽然送礼也不错、但是比起那个想自己亲手制作的料理款待、想传递感谢的心情——这样的感觉十分重要。
「嗯、十分出色的主意呐！ 虽然我也想帮个忙但是春华想自己来的话就这样吧！ 是吧、亲爱的？」
「啊、当然了。请好好招待」
这次的考试中春华的成绩上涨十分显著。
如果这全是那个朋友的功劳的话……这种手腕何止是优秀的地步啊、而是替我做了即使让我支付正规的家庭教师的费用也OK的事情啊。
「既然为你做到了这种份上、作为我们家而言如果不进行什么回礼的话也说不过去。那天我刚好有点事情不在家、但是中午过后就会回来所以打个招呼还是做得到的」
既然春华受照顾到了这个份上我也想对对方说声感谢、而且我对究竟是个怎样的孩子也有兴趣。
「太好了！ 谢谢你父亲大人！」
「哈哈哈、我可不是会因为女儿招待朋友来家里这种程度就进行反对的气量狭小的男人哦！」
嗯、今天真是个好日子啊。
女儿以非常可爱的笑颜对我说了『谢谢』。
「……emm？ 阿啦？ 文化祭上活跃的那个孩子我记得、对了……啊っ」
「？ 怎么了秋子？」
「呵呵……不、什么都没有喔時宗桑」
奇怪的家伙。
刚刚的对话里哪里有值得浮现出这样意味深长的笑容的要素呢？
「那么、我就告诉那个朋友定在周六了！ 那么、我还要考虑当天的午饭和点心的菜单所以就先失陪了！」
一说完、春华就哒哒地跑回自己的房间里去了。
哦哦、很有干劲呐。
「哈哈、年轻女生之间的友情真好呐。双方都好好地在思考对方的事情不是吗」
「呵呵……嗯、关系真好呐」
「额、怎么了？ 看着我的脸露出一幅颇有深意的笑容」
怎么感觉从刚才开始妻子的举动就很可疑。
奇怪地露出坏笑、然后再把笑容抑制住。
「不、总感觉我也对与那个朋友的会面充满兴趣了起来呐！ 真盼望周六的到来呐！」
「哦、这样吗。由于我还不确定究竟来不来得及会面、你替我转达下春华今后就拜托多多照顾了。那个孩子稍微有点天然的地方所以要支撑着她啊这样的」
「噗哈っ……っ！ 不、不、这样啊。我会这样说的」
「？」
看着突如其来以一幅忍耐不住的样子喷笑而出的妻子、我难以理解地歪了歪头
以下为日语原文
第34話 友達を招待したいんです
私の名は紫条院時宗。
一代で巨万の富を築き、名家の令嬢を大恋愛の末に娶るという映画のような人生を歩んでいる成功者だ。
今私は妻と娘と自宅のリビングでくつろいでおり、極めて上機嫌だった。
「学年58位……頑張ったじゃないか春華！ 前回の中間テストとは比べものにならないくらい成績が上がっているぞ！」
娘の春華が持って帰ってきた成績表を見て、私は思わず顔をほころばせた。
そこに記載されている数字には、娘がどれだけ努力したのかが如実に表れている。
「はい、頑張りました！ それでその……これでライトノベル禁止令は……」
「ああ、もちろんナシだ。けど今後も勉強に支障が出るほどハマるんじゃないぞ」
「はい、気を付けます！」
どうやら本当にあのイラスト付き小説が好きらしく、春華は嬉しそうに答える。
（しかし……あぁぁ、よかったあああああああ！ 罰を下して春華を泣かせることにならなくて本当によかったあああああ！）
表面上は威厳のある父親を装い、その実私は心の底からホッとしていた。
親として『次のテストで結果を出さないとライトノベルは禁止だ！』と言ったものの、実際に罰を言い渡して天使である春華の泣き顔なんて見たら私は胸を抉られて死んでしまう。
だが春華はしっかりと勉強して、私の下した罰で涙に暮れるという誰にとっても最悪な結末を回避してくれた。
流石私のスウィートエンジェルだ。
「それにしても何だか凄く成績が上がったわねぇ？ しばらく前からちょくちょく家に帰ってくるのが遅い時があったけど学校で居残り勉強でもしていたの？」
妻の秋子が不思議そうに言った。
確かにここまでテスト結果が良くなるのは私も予想外だ。
「はい、そうなんです！ 実は勉強ができる友達が放課後につきっきりで勉強を見てくれて……教え方も私のやる気を引き出すのも上手くて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです！」
「まあ、つきっきりで？ いいお友達が出来たのねぇ」
「ええ、その友達は本当に凄いんです！ 私にずっと勉強を教えてくれていたのに、自分の勉強も凄く努力してて期末テストで学年1位だったんです！」
「ほぉ……確かにそれは凄いな」
友人のためにそこまで尽力しつつ、自分はきっちりトップに立つなどなかなかできることではない。相当に骨がある子だ。
「でも春華……あなた成績が満遍なくかなり上がっているけど、どの教科を教えて貰っていたのかしら？」
「それがその……最初は苦手な教科だけを教えてもらう予定だったんですけれど、いつの間にか大なり小なり10科目全部を教わっていて……」
「ぜ、全部だと！？ いくらなんでも世話になりすぎだろう！？」
その友達は一体春華にどれだけ時間を割いたんだ！？
「ええ、私もそう思ってそこまで時間を割いてもらうのは悪いと何度も言ったのですけど……『自分の勉強にもなるし楽しいから』と言って完全にお世話になってしまったんです。せめてもの気持ちでおやつは私が持って行っていましたけど……」
それはなんとも……底抜けのお人好しなのか友情に厚いのか……。
「しかもどの教科もとても教え方が的確で……テストの予想も教えてくれたんですけどバンバン当たって驚きました。今回の私の成績アップは本当にその友達のおかげなんです」
「まあ、すごい友達ね……あれ？ もしかして前に話していた文化祭の企画を一人で立てて準備や実際の運営の指示まで全部こなしていたクラスメイトと同じ子なのかしら？」
妻の秋子は聞いていたようだが、私はその話は初耳だった。
文化祭の準備も当日の開催も『凄く楽しかったです！』という春華の笑顔での報告で満足して、それ以上は知らなかったが……。
「そうなんです！ あの時はすごく練られた計画と的確な指示でクラスを動かしていて、実質的なリーダーとしてすごく忙しくしていたんですけど……そんな時でも回数を減らしはしても勉強会自体は続けてくれたんです」
「ま、待て……その子は何なんだ？ どう聞いても体力の限界を突破した活動をしているようにしか……」
いくら若いと言っても働きすぎだろう。
我が社であれば勤務態勢に問題がないかチェックが入るぞ。
「それが……どれだけ忙しくしていても『睡眠時間をきっちり取らないとある日突然死ぬから』と言ってそこは絶対におろそかにしていないそうなんです。それでいて、物事を効率的に凄いスピードでやるのが得意で、何もかもこなしてしまうんです」
「聞けば聞くほど高校生らしくない子だな……」
特に睡眠時間のくだりはやけに実感がこもっている。
身内がそれで亡くなったのだろうか？
「それで……さんざん勉強でお世話になったお礼に、その友達を今度の土曜に家へ招待したいんです！」
「ほう、この家に？」
「はい、何か贈ろうかなとも考えたんですけど私が全部準備してお昼のおもてなししたほうが感謝の気持ちが伝わるかなと思って……」
その言葉を聞き、私は自分の娘が社長令嬢という環境に呑まれずに真っ当な育ち方をしていると知って安堵した。
贈り物も良いが、それより自分で料理を作ってもてなして、感謝の気持ちを伝えたい――そういう感覚はとても大事だ。
「ええ、凄くいいアイデアだわ！ 私も手伝いたいところだけど春華が自分でやりたいのならそうしなさい！ ねえ、あなた？」
「ああ、もちろんだ。しっかりもてなしてあげなさい」
今回のテストにおいて春華の成績上昇は著しい。
それが全てその友達のおかげならば……その手腕は素晴らしいどころか正規の家庭教師代を払って良いほどの仕事をしてくれている。
「そこまでしてもらったのなら、ウチとしても何かお礼をしないわけにはいかないしな。私はちょっとその日に用事があって家を空けているが、昼過ぎには戻ってくるから挨拶くらいできそうだ」
春華がそこまで世話になったのであれば一言お礼を言いたいし、一体どんな子なのかも興味がある。
「良かったです！ ありがとうございますお父様！」
「ははは、私は娘が友達を招く程度のことに反対する器の狭い男じゃないぞ！」
ふう、今日はいい日だ。
娘にとても可愛らしい笑顔で『ありがとう』と言って貰えるなんてな。
「……んん？ あら？ 文化祭で活躍した子って確か、おと……あっ」
「？ どうした秋子？」
「ふふ……いいえ、何でもないわ時宗さん」
おかしな奴だな。
今の言葉のどこに意味ありげな笑みを浮かべる要素があるんだ？
「じゃあ、その友達に土曜日だって伝えておきます！ では、私はちょっと当日のお昼とお菓子のメニューを考えるのでこれで！」
言うが早いか、春華はドタバタと自分の部屋へと戻っていった。
おうおう、ずいぶんとやる気だな。
「はは、若い女の子同士の友情はいいものだな。お互いにずいぶんと想い合ってるじゃないか」
「ふふ……ええ、仲睦まじいわねぇ」
「む、どうした？ 俺の顔を見て含み笑いなんかして」
なんだかさっきから妻が挙動不審だ。
妙にニヤニヤしていたり、笑いをかみ殺したりしている。
「いえ、なんだか私もそのお友達に会うのが楽しみになってきたの！ 土曜日が待ち遠しいわぁ！」
「おう、そうか。俺は会えるかわからないから、今後も春華のことをよろしくお願いしますと言っておいてくれ。あの子はちょっとほわほわした所があるから君が支えてやってくれとな」
「ぶふっ……っ！ い、いえ、そうね。そう言っておくわ」
「？」
突如こらえきれない様子で噴き出す妻を見て、私はわけがわからず首を傾げた。
